双眼鏡から、人工衛星の部品まで。 世界レベルの光学機器メーカー「ライト光機製作所」(前編)

諏訪から世界へ。「ライト光機製作所」

1956年創業の「ライト光機製作所」は、アメリカやヨーロッパをはじめ多くの国々に、双眼鏡やライフルスコープを輸出する世界レベルの光学機器メーカーです。
競技用ライフルスコープの製造では国内トップシェア(輸出シェア70%)を持ち、その高度な光学技術は、人工衛星にも採用されました。
今回は、工場見学をさせていただきながら、岩波雅富社長にSUWAプレミアムの「単眼鏡SeeK」「双眼鏡シリーズ」のお話をお聞きしました。



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こちらが今回伺った、(株)ライト光機製作所


6枚のレンズを、手のひらサイズのボディに。単眼鏡『SeeK』

工場見学の前に、SUWAプレミアムの人気商品である「単眼鏡SeeK」をご紹介。
(実は取材に行った私も、思わず買ってしまいました。)
双眼鏡に比べて、コンパクトで軽い単眼鏡『SeeK』。
手のひらにおさまる45gのボディに、6枚のレンズを内蔵しています。



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ピント調整せずに、4倍率で遠くを見られるので、
LIVEや、スポーツ観戦をはじめ、
セミナーやプレゼンなどのビジネスシーンでも大活躍。
球場のスタンドから、バッターの表情を見ることもできるそうです。


レンズを収納すれば、ポケットにも

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持ち運びやすさを計算しつくした『SeeK』は、
レンズを収納すれば、ポケットにも楽々入るサイズ。
レンズにホコリもつくのも防げる、やさしい設計です。
ワンタッチでポップアップするので、
見たいシーンをすぐ見られるのもポイント。
この「スムーズにポップアップ&収納できる技術」こそが
ライト光機テクノロジー。
実は、とある海外メーカーがつくったコピー商品は、
すぐに開かなくなって、販売ストップになったのだとか。


「ミクロン単位の加工技術」と「熟練の組立技術」

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防塵服に着替え、制作現場を見学させていただきました。
世界の一流ブランドからの依頼を受けて、
双眼鏡やライフルスコープのOEM生産を手掛けるライト光機製作所。



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世界レベルの信頼を支えるのが、熟練の技術者による、
「ミクロン単位の加工技術」と「超精密な組立技術」にあります。


150点もの部品を組み合わせる職人技【ライフルスコープ】

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代表製品であるライフルスコープには、150点を超える部品が使われています。
発砲した時にかかる1000Gもの衝撃に耐えるためには、
精密な加工技術に合わせて、小さなズレも見逃さないチェック体制が重要。
肉眼では見えない、900m先の的も狙うことができる精度の高さは驚きです。
特に部品の組み込みや締める強さなど、
熟練の職人でなければできない最終チェックこそが、ライト光機の強み。


【関連】双眼鏡から、人工衛星の部品まで。 世界レベルの光学機器メーカー「ライト光機製作所」(後編)

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